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1分ですっきり話がまとまる方法

2018/06/04

研修講師を長く務めてきた私ですが、「わかりやすい話の組み立て方」をまだまだ研究中です。意識して話さなければ、無意識に話がわかりにくくなっていることが多々あるんです。
たとえばこの記事を参考に見ていきます。

http://president.jp/articles/-/25226

「Aさんもいいと言っていました」
「お得意さんも喜んでいました」
「実際に数字も上がっています、以上」

無意識に、こんな流れで話をしていませんか?聞いている人は、「で?」となってしまいますよね。

話には結論と根拠があり、その結論を一番上に、根拠をその下に、さらにその下に事実があります。先程の例の最後の1文である「実際に数字も上がっています」は一見結論のように見えるかもしれませんが、これは根拠に過ぎません。「Aさんがいいと言っていた」「数字が上がっている」など事例やデータをいくら重ねても、相手はこのデータや事実から、何を読み取ればいいのかまったくわかりません。だから、「で?」となってしまうんです。

以下のようにすると明解です。

【A】
この商品はお客さんが絶賛していました。
販売店も受注に前向きです。
実際に数字も上がっています。
【B】
この商品は増産すべきではないでしょうか。

Bで結論を言っていることで、このあとどうしたいのか、どう動くのかがわかりますよね。
意外と簡単なことですが、非常にロジカルな話し方になりました。

皆さんにも参考にしてほシカ!